それ、吹奏楽部あるあるです。第3話:「聞こえてなくても、ちゃんと吹いてる。」


ねえねえ、ファゴットってどんな音か、すぐわかる?



うーん…言われてみれば…でもよく聴くと“味がある”んよね、あの音!



たまに“あ、今のファゴットや!”ってなると、ちょっと得した気分♪



わかる~!あれ発見できると通っぽいよね。吹奏楽マニアへの第一歩かも!




目次
第3話:「聞こえてなくても、ちゃんと吹いてる。」
🎵 ファゴットの正体は、“縁の下の陰の立役者”
ファゴットは木管楽器の中でもややマイナーな存在。
しかし、あの独特な“ポンポン”とした音色は、和音の中に深みと温かみをもたらしてくれる「職人肌」の音。
派手なソロや旋律は少ないけれど、合奏全体のバランスを整える調味料のような役割を担っています。
💧 それでも「聞こえない」の呪い
問題は、その音が聞こえにくいという宿命。
音量で押す楽器じゃないため、演奏中「もっと出して」と言われて頑張って吹いたら「出すぎ」と言われる。
さらには、「今日ファゴットいた?」なんて言われる日も――。
それでも彼らは知っているんです。
自分の音が、合奏にしっかりと効いているということを。
“わかる人にはわかる”職人系ポジション、それがファゴット。
🥇 たまに輝く、その瞬間がたまらない
ただ、たまに巡ってくるファゴットソロ。
あの瞬間だけは、空気が変わります。
低音なのに繊細で、どこか文学的で知的な響き。
あれを聴いた瞬間、「あ、こいつ只者じゃないな」ってなる。
普段は静かで地味だけど、いざというとき輝くギャップ萌え楽器――
それがファゴットなのです。



あのさ、ファゴットのソロって、なんか“深い”よね…



うん、“静かなカッコよさ”って感じ!主張しすぎないのが逆にいい!



いつか私も、ああいう音出せるようになりたいな~



わかる!あの一音で空気変えるの、憧れるよね♪
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